ゲームルール |
ポケットビリヤードの一般的なルール 有効なショットとは、手球が的球に当たった後に、a)手球がクッションに当たる、b)的球がクッションに当たる、もしくはc)的球がポケットに落ちる、のいずれかになる必要があります。これらいずれの条件も満たさない場合、ショットはスクラッチ(手球がポケットに落ちること)もしくはファウルとなります。ファウルの罰則は、対戦相手に交代することです。プレイヤーはボールをポケットに沈められないかファウルをした場合に順番が交代となります。 各ゲームのルールの前提として、全てのゲームに共通した上記のようなルールがあることを覚えておいてください。 1−1 ナインボール 1番から9番までの9つの球を、1番ボールを先頭・9番ボールを中心にダイヤ型に並べます。まず手球を一番小さい番号の的球に最初に当てる必要があります。これに失敗すると、順番を交代しなくてはなりません。最小番号の球に最初に当たりさえすれば、9番ボールをいつ落としてもかまいません。9番ボールがミスによってポケットに落ちてしまった場合には、スポットに配置されますが、その他のボールは落ちたままにしておきます。 1−2 エイトボールのルール エイトボールの目的は、a)7つのハイナンバーボール(9〜15番)全て、もしくは7つのローナンバーボール(1〜7番)の全てをポケットに沈める、あるいは、b)スクラッチすることなくブレーク時に8番ボールをポケットに沈める、のいずれかになります。 ブレーク時にファウルになると交代になり、ヘッドラインより向こう側に手球を配置できます。その他の時のファウルでは、交代してどこでも自由に手球を配置することができます。最初にポケットに的球を沈めた方が主導権をとり、それ以降に落とす球の種類(ローナンバーボールかハイナンバーボールか)を選択できます。主導権が決まったら、自分の手球がまず自分持ちの球に当たるようにしなければなりません。 8番ボールを狙う場合には、8番ボールをどのポケットに入れるかを宣言しなければなりません。8番ボールを誤ってポケットに落とすと負けになります。8番ボールでミスをした場合も負けです。8番ボールを落とす際にはコールしておく必要があります。8番ボールをミスコールしても負けとなります。 1−3 14-1ラックのルール(ストレートプール) 勝敗は、対戦のはじめに設定したポイントスコアを先制することで決まります。 ルールは様々ですが、このゲームでは的球をミス無くポケットに落とせば1ポイント獲得できます。更にコールしてからポケットに落とせば更に1ポイント追加されます。 順番は、打っている方がミスするか、ファウルになるか、ゲームに勝利するまで続きます。ブレーク時のミスはマイナス2ポイントになります。 ブレーク後のミスはマイナス1ポイントです。連続して3回ファウルすると、さらにマイナス15ポイントなります。 ファウルになると交代となり、ヘッドラインの手前の任意の場所に手球を置くことが出来ます。手球と的球2つがレールに当たらなければなりません。 プレイヤーは的球とポケットの位置をコールしておく必要がありますが、それ以外は自由にどのようにショットしても構いません。 最初は15個のボールが並べられます。最後に一つだけボールが残ったら、他の14個のボールを並べます。この場合、15番目のボールから離して他の14個のボールを配置する必要があります。15番目のボールが他の14個のボールを配置する邪魔になっている場合には、これをフットスポットに配置します。手球が邪魔になっている場合には順番が交代となります。 1−4 ローテーション このゲームの目標は61ポイント先制することです。手球はまず一番小さい番号のボールに当てる必要があります。ミスなくポケットに落ちたら、そのボールの番号がそのまま得点として計上されます。テーブル上の全ての球を落とすと120ポイントになる計算です。 最小の番号の球に当たらなかったり、スクラッチ(手球をポケットに落とす)をした場合、ファウルとなってしまい、交代になり、相手のプレイヤーはテーブル上の任意の場所に手球を配置することが出来ます。間違って落ちてしまったボールもテーブル上に戻されます。 |