パンプキンジャムVol.2(2部)

2部です。

始まりは、「はじまりのうた」からです。

そして、ニーナさんが「ありがと〜ございま〜す!」と、挨拶すると、照明が消えて、一瞬真っ暗になる。
すぐに明るくなって、

新名「帰っちゃおうかなと思ちゃったね、でも、たまにしか出てこないからね。」

と、会場を笑わす。

前日は野毛大道芸だったと話し、

新名「昨日は、よかったね。」
マキ「いい天気で。」
新名「はい。」と、言ってチョット間があき、ニヤッと笑った。何を言いたかったのだろう?

2曲目は、「うらら」
なんだか、少女が唄っているような感じだ。
室内でやっているので、そんな訳は無いのだが、演奏を聞いていて、春のそよ風を頬に感じた。

続いて、3曲目「ひとつの愛」

さて、第2部のスペシャルゲスト、梅津和時さんの登場です。

新名「どんな登場の仕方をしてくれるんでしょうかね」で、聞こえてきたのが、笑い声!?
それも、アルトサックスで笑い声を出しているのだ。
そうして、笑い(?)ながら、客席の横を通って、ステージに上る階段の途中で、笑うのを止め、何があったの?というような顔をして、客席を振り返り、ステージに登場。
ソプラノサックスも持ってきていました。

牧「今の笑い声は、いつ習得されたんですか?」
この質問に、会場大爆笑。
梅津「いつと厳密に言われると、チョット難しいですが、20年前位。笑いつづけて20年みたいな。」

新名さんが、丸山さんにサックスでの笑い方を教えてもらったらというので、吹いてみるが、上手くできない。アフロをかきむしり、首をかしげ、難しいというような振りをする?

伊藤「それは、わざとだね。ゲストを立てようとして。」
牧「ほんとですか?そんな気の利く奴じゃないですけどね!」(爆笑)
丸山「練習しておきますので。」と、恐縮している。

新名「今日は、梅津さんをお迎えして、かぼちゃの、かぼちゃホーンズって言うんだっけね?あれ。」
牧「え?」
新名「(自信なげに)か・か・かぼちゃホーンズじゃなかったけ?」
牧「パンプキン・フォーン・セクション」
新名「フォーン・セクションだね。」
牧「そのまんまなんですけどね。」(笑)

梅津さんをはさんで、丸さん、UNCHANさんの3人がステージ中央に立つ。
丸さんが、梅津さんに「お願いします」と最敬礼をする。

海野「行きます、ワン・ツー・スリーフォー」で、はじまりました。

「ドナリー」

すごいぞ!そごい!!!

最初こそ、正統的な?演奏で、いい感じで、途中に、あのサックス笑いを入れたりして演奏していたが、

後半、梅津さんが、高音で、ピーピーと吹き始めてから導火線に火がついて、大爆発!!
梅津先生VS丸生徒のアドリブ対決!
っていうか、曲吹き対決(曲は、曲芸の曲)

梅津さんが、サックスのネックを止めているネジを緩めると、なんと、そのネックをはずして譜面台にのせてしまい、サックス本体に口をつけて吹きだす。
それを見て、丸山さんは、大慌てで、サックスからネックをはずし、マウスピースをはずして、マウスピースだけを吹きだす。
それなら、これはどうだと、ネックの本体に刺さる方に口をあてて吹いてみせる。さらに、ネックをひっくり返して、マウスピースが刺さる方から吹き出した。
すかさずマネをする丸山さん。スカスカスカ、音が出ない。
止めを刺すかのように、本体にネック部分だけをさしてその状態で吹いて見せた。
それを見た丸山さん。チョットビックリしたような顔をして、何度も頭を下げて謝った。
曲吹き対決は、先生の勝ち!?

続いての対決は、
吹きっぱなし対決!
フャリャファリャフャリャファリャ(表現できなくてスイマセン)と連続して吹く。なんと丸山さん。前半に飛ばしすぎたのか後半で息が上がってしまって肩で息をしてしまう。
善戦むなしく先生の勝ち?

演奏は、まだまだ続き、その途中に、高校野球で甲子園なんかでよく演奏される、パッパー・パパパパー、パッパー・パパパパー、パーパラッパッパ・パーパラッパッパというのを吹きだす。どんどん盛り上がる。

本来の曲に戻って、戦線離脱?していたUNCHANさんも復帰して、素敵に演奏が終わりました。

次の曲は、クルトワイル・メドレー。

その前に、丸山さんから一言。
丸山「あの、今回のこのライブで、多分楽しいのは、自分が一番楽しんだと思います。皆さんどうもすいません。失礼しました。」

何をおしゃいます、丸山さん。十分すぎるほど自分たちも楽しみましたぜ!!

フォーンセクション3人の楽器が変わりました。丸山さんは、クラリネット。UNCHANさんは、さっきまでのトランペットと違う大きなトランペット。梅津さんは、バスクラリネット。

演奏が終わり、バスクラリネットをステージ脇に置きに行き、ステージ中央に戻ってくるときに、梅津さんがスタンドマイクにぶつかってしまう。(笑)

梅津さんのライブ情報のMC

面白かったのが、5月5日に行われるライブの話。

梅津「5月5日の子供の日に、せっかく子供の日なので、昼間っから新宿のピットインで」
牧「それは、お子様向けとかですか?」
梅津「もう、お子様向けにめちゃくちゃハードなやつをやろうかなと思ってます。」
牧「面白そうですね。」
梅津「いくら子供が泣いても返すな・・・・。」(大爆笑)

牧「最近、エッセイ本を発行されて、」
梅津「えっ?エスエム本は発行していません。」(本当に、そう聞こえました。S.M)
牧「鼻が詰まってるもんで、」

「いつだっていいかげん」河出書房新社刊

梅津「河出書房はメジャーなんですが、河出書房新社は、どうもメジャーじゃないらしいんです。兄弟会社にもかかわらず。なんで、注文していただいた方が。」

ゲストコーナーラスト

「クマモト」

またまた、梅津さんがすごいことをやった。
なんと、アルトサックスと、ソプラノサックスの同時2本吹き。2本を同時に吹くことができる事は、当然すごいことだけど、同時に吹こうと思った事の方がすごいと思う。り平なら、同時に拭けますけど・・・(つまらなくてスイマセン)
マウスピースだけでも吹いたりした。まるで、ドナルドダックのように。

梅津さんのCDをライブの時に買って帰りました。
で、「クマモト」聞き比べてみました。
純さんのチンドンがあるとないとでは大違いだと思った。誤解を恐れずにいうなら、CDの方は物足りないとさえも思えてしまう。ちんどんフェチだから仕方がないか!!!>^_^<

大いに盛り上がって、梅津さんがステージを降りる。

新名「たくさんの芸を伝授してもらいましたよ、今日はね。」
牧「すごいですよ。丸ちゃんどうよ!」
(牧さんの“どうよ”発言に、メンバーも驚き、メンバー、お客さん笑う。)
丸「考えときます。対抗する為に考えておきます。」
牧「すげーー楽しみですよね。 すごいね。リハとぜんぜん(違う)ですよね。」
新名「リハであんなことしてたらすごいよ。」(爆笑)
牧「本番は別のライブで、何度か見たんでやってくれるだろうとは思ってたんですけども。すごかったですよね〜。」(ここで会場より梅津さんに拍手)

牧さん、ウチナーCDの話をして、
牧「(メンバーに向かって)ね、どうですか?ひと月たって気分は?純ちゃん、どうよ。」
純「なんか、どうよって癖になってる。」
牧「どうよ!」
純「(笑って話せない)」
その隙を突いて、
新名「チョット、うれしいニュースが」
牧「(不満げに)えっなに〜?。純ちゃんにひとこと言ってもらおうかなと。」
純「いい、いい、(新名さんに)どうぞ。」

前日に行われた、野毛の大道芸で、もって行った、ウチナーCD50枚が完売したと言うことだ。

新名「すいません。すいません。オチがあるんですけど。今日は、100枚持ってきてるんですけど。」
笑いと拍手
牧「へへへへ・・・そういうのうまいねぇ」

インショップライブの告知、ゴンチチさんの番組で沖縄恋唄がかかるとか、みなみこうせつさんの番組でも流れるとか。

牧「沖縄恋唄、あちこちで聞けることをみんなでお祈りしましょう。」(拍手と笑い)
新名「祈らないでもいいから、リクエストしてもらおうよ。」
牧「そうっか。」

飛び入り、音楽友達ゲレン大嶋さん登場。
今度、5月13日にかぼちゃ岩さん、UNCHAN、牧さんとゲレンさんとでライブをやるのだが(無事修了しました)その日は、サブローさんもライブをやることになっていたらしい。

サブ「僕のソロライブと完全に重なってるんだよね。」
牧「完全に重なってるんでしょ。」
サブ「お互いこれからどんどんやるからね。」
牧「そうだね。」
ミサさん。牧さんに。「独立するの?」
牧「独立?」
ミサ「独立?」
牧「ど・ど・独立?」
サブ「そちらの話じゃないの?」
ミサ「一緒にやろ〜よ〜!!」(と、話を終わらせようとするが)
牧「お互いゲストで呼び合ったりするとか」
サブ「中野(サブローさんの会場)と代官山(マキさんたちの会場)で、原チャリでバーっと。」
牧「あたし、原チャリ乗れないんだよね。」(大爆笑)

ゲレンさんは、三線を9年ぐらいやっていて、東京出身であるにもかかわらず、沖縄恋唄の気持ちをよくわかっている人だと、マキさんが紹介していた。

ゲレンさんは、前日の野毛の大道芸にもゲストで三線を弾いていたのでした。

ゲレン「今日も、CDが売れることをお祈りしております。」

ウチナーが始まる前に、ミサさんが。
ミサ「いつも、えっと。チョットしゃべっていい?いつもこの唄を歌うときに、(両手を上げて)こういう振りをするんですけど、これは沖縄で、幸せをかき混ぜるという意味のあるカチャーシーという踊りなんですよ。手を上にあげてグルグル回すだけなんですけど、こう、手首を回す。男の人は、グーでもいいそうです。グーをこうまわすっていう。よかったら、手を上げていい気分に酔いしれてみてください。」

今、ウチナーを聞きながらカチャーシーをやってみた。どうにも上手くいかない。なんだか、♪キンキンキラキラ夕日が沈む♪のお遊戯見たいになってしまう。無理せず、グーでやることにしよう。(笑)

続いて、「カターラ(陽のあたる場所)」

最初は、いつものように普通に?カターラを唄って、

途中で、
牧「ハイ、お遊びタイムです。今日はせっかく、お客さん(ゲレンさん)が来てるので、沖縄民謡なんかを披露してもらおうかと思います。」

で、ゲレンさんが、三線を弾きながら歌ったのが、ハイサイオジサン。ミサさんが、コーラス。ドドンガドンとゴロサーマキさんが参加。
終わると、すかさずアンコール。

♪川は流れてどこまで行くの♪と“花”かと思ったけど、ちょっと違っていました。(題名不明)ベース、チンドン、トランペット、ゴロス参加。

おっと、まだ、カターラの途中だった。
ゲレンさんのやった2曲目の曲のメロディー♪チャチャンチャ・チャチャンチャ♪で、カターラをやった。り平には、いつも通のカターラでしか歌えなかった。

最後は、演奏が中途半端に終わってしまった。もう1回繰り返そうとした人と、そこでやめた人。どちらが間違えたのでしょう。その時、牧さんが「あれ?」と声を出したので牧さんが間違えたらしい。でも、チンとか、ブ〜ンとか聞こえたので、あながち、牧さんだけじゃないかもね。(チョット、悔しそうだった・・・)

すぐに立ち直って(笑)

エンディングは「今夜はしあわせ」

唄の途中で、
ミサ「かぼちゃ商会の合言葉でしめたいと思います。チキチキドンドン・チキドンドン。ご唱和ください。1・・・あっ(指は、2本出していたのだけどカウントできず。)もう1回いいですか?(今度は、一気に)1,2,3ハイ!」(大成功)

で、カーテンが閉まる。
が、拍手が鳴り止まない。

新名「開け!ゴマ」のおまじないでカーテンが開く。

次回のパンプキンジャムVOL.3は、8月吉日の予定と発表。26か27日らしい。
恐怖のDMが届くとニーナさん。

ゲストのお二人が登場

1部ゲストのヨタロウさんがすかさずマイクを握り、すっかり終わった気分でビールを飲みながら素晴らしい演奏を見ていましたと、コメント。
それを聞いていたミサさん。ちょうどマイクを持っていたので、梅津さんにマイクを向けるが遠慮していた。

伊藤「見て楽しい、参加して唄って楽しい。すばらしいですね。」と絶賛!!同感です。

ヨタロウさん、覚えたからもう一度やりますとメンバー紹介。

街で一番会いたくないタイプ。リーダー新名さん。
長岡純子さん(おお、フルネームで)。
こちらはサブローちゃん。
今日のベストコスチューム賞です。彼女の髪形に気がつきましたか?自作です。歩くオブジェ素晴らしいです。海野さん。(誰かが、あれ、2本になってると言っていた。多分ニーナさん。)
え〜〜〜ウ〜〜ま〜る山君(チョット危なかった)
笑顔の素敵な唄もそうだけど。くら?黒井ミサはエコエコアザラクだけど、黒木ミサ。
メキシコのスケコマシ。いいですね。女泣かせてるって感じですね。山下ヒロシさん。
はい、裏番です。表の顔はリーダー、こっち裏番。岩原君岩ちゃん。
ホームページの日記読みました。どうか、今日俺が間違えたとことか書かないでね。(牧さん、いくつかネタそろえてます。と答える。)黒〜田。黒田さんね。黒田牧ちゃん

今度は、マキさんが、ゲストを紹介。
伊藤ヨタロウさん。(梅津さんが、サックスで笑い。それに合わせて、笑って見せる。)
日本の宝。梅津和時さん。(丸山さんが、サックスで笑う。う〜ん。まだまだです。)

ヨタロウさんには、渋い歌声を聞かせてもらいます。と唄ったのが、

「夜霧よ今夜も有り難う」

渋い。り平は、しばらくこの唄が耳から離れなかったのだ。

つづいて。

「ビバノン音頭」

最後は、それぞれのパートを素敵に演奏したり。ババンバ・バンバンバンの次のアービバノンノンを恥ずかしそうに、言っていたゲレンさんがかわいかったです。(笑)

いかにも、フィナーレと言う感じでよかったです。

以上で終りです。

まとめ・・・

とにかく、そこにはまた一段と成長したかぼちゃメンバーが、私たちを天国へいざなってくれた。

 ドリフというのを持ってくるあたり、いい企画だと思う。なんか、このままいくと、四角くまとまっていきそうな感じがしていたのだけど、見事に裏切られて(もちろんいい意味で)つかみきれない、何をやるか分からんぞーこいつら!次はどうよ!!という、次につながるライブであった。

これを書いているときに、ラジオからJazz is lifeと聞こえてきた。

"Chindon is life"この言葉を持ちつづけていこうと思った。 

 しかし十分、コミックバンドとしてやっていけるのだ!!(笑)