2000年ミレミアム吉田城夏祭り ―8月6日―

3回目!!!

 り平がこの吉田城夏まつりを見に来るのはこれで3回目。
 かぼちゃは最初から参加の5回目なのです。

 恒例のJR豊橋駅東口駅前広場で、吉田城夏まつりの宣伝。


(気合がみなぎる!?バックショット!)

 「レット・イット・ビー」で、駅前広場の練歩きがスタート。

 すぐに、かぼちゃの掲示板にカキコしたことのある豊橋在住のゆーみさんがかぼちゃを見にきた。ビデオをまわしながらご挨拶。今回の出会いの多い“り平のかぼちゃサマーツアー”東京から追っかけのクミさんに続いて、二人目の出会いとなりました。

新名さんが、「豊橋の皆さんコンチワ!かぼちゃ商会でございます〜。今年もまたまたやってきました!それでは行きましょう!!」と口上。

「三百六十五歩のマーチ」と、丸山さんが元気に次の曲を告げる。
ところが、数秒間があいて、先頭の新名さんが「エ?」と、聞き直す。
(メンバーは慣れているので動じない。笑)

ワン・ツーワン・ツーで三百六十五歩のマーチ。
ミサさんが唄いながらチラシを配る。

「ヘイジュ―ド」

 公園の中央にメンバーが横一列に並んで演奏。(向かって左からサブローさん、純さん新名さん、岩原さん、牧さん、UNCHANさん、丸さん。ミサさんはチラシ配りでうろうろしてた。)そこが特設ステージとなる。


(見事に等間隔。)

「リベルタンゴ」丸山さんのサックスソロが終わったところで拍手が沸き起こる。
新名「それではもう1曲ぐらい行きましょうか?」(なぜか、最後のほうで声が裏返る)

「テイク・ファイブ」丸山さんが叫ぶ!

自信に満ちた(笑)ゴロサー・マキのドンドコドンドコで渋くはじまる。
ミサさんが鉦で参加。

曲が終わると、なんと、アンコールの掛け声が。で、演奏曲が、「蘇州夜曲〜メドレー」

「オールマイラビング」で、移動開始。
途中、見ていてくれた小さな子供達にかぼちゃガールズが愛想を振り撒く。

そして、ラストは駅ビル前でオリジナル「最後の夏祭り」

駅前での演奏はこれで終わり。

(ゆーみさんともここでお別れ、来年は吉田城の方も見れるといいですね。)

 皆さんと別れて、もう迷うこともなく路面電車で吉田城夏まつりの会場へ。
 牛肉の串焼きでビールを一杯。グビグビグビ。
 次は何にしようかなと、会場をうろうろ。いかにも美味そうなにおいに誘われて、広島風お好み焼きを買う。それをつまみにビールをグビグビ。そこでクミさんと出会い、かぼちゃ控え室に連れて行ってもらう。
 いつものように恐縮しながら、左手にお好み焼き。右手にビールでお邪魔する。(相当ずうずうしく、不謹慎<自分)

 控え室では、マキさんの飲みかけのペットボトルのお茶で、伊東家の食卓ではやったペットボトルを指で弾いて倒して、その反動でまたペットボトルが立つというのをやっていた。
 初挑戦の丸山さんが一発で決めて、さすが!と絶賛。新名さんも挑戦。何回かのトライで成功。

吉田城夏まつり本丸ステージ!

 かぼちゃにくっついて、控え室を後にして、本丸ステージへ。

 ステージでは、怪しげな?地元の?芸人が必死で芸を披露していた。相当疲労していた。何分かの間に、たこ焼きを食べたり、ペットボトルのお茶を一気飲みしたり、腕立伏せをしたり。

 り平は最初ビデオを撮るために、照明の足場にビデオカメラを固定して撮影しようとしたけど、やっぱり止めて、ステージの正面最前列に陣取ったのでした。そしてその時は知る筈もないけど、ちんどん屋さんのファンで、かぼちゃ好き。り平と同じように、第1回ちん博に幟と協賛金を出していた東京のNさんが隣にいたのだ。3人目の出会いです。

 司会のお姉さんが、かぼちゃのセッティングが終わるまで略歴などを紹介して時間をつなぐ。

 「はじまりのうた」でスタート。
 本日はじめてマイクの前で歌うミサさん。なんだか唄い辛そう。音が聴きとれてないのかもしれない。


(すばやく、音を上げてとスタッフに合図を送る。)

 「ワン・ツー・スリー・フォー」と、サブローさんがカウントしてりんごの理由のイントロを弾くが、止めてしまう。
新名さんのMCがあるのを忘れていたらしい。
(でも、慣れているのでメンバーはやっぱり動じない。笑)

新名さんのMCが終わり、それでは行きましょう!でサブローさんが再びカウントする。(テレ笑いしながら。)

ウンチャンが、笑いながらステージ中央へ、「りんごの理由」をパワフルに吹く。
サブローさんは、自分のマイクをステージ前まで運んでソロパートを弾く。終わるとまた、マイクを持ってもとの位置に移動する。


(自分のことは自分で。)

新名「オリジナルで、勢いのいい曲を聴いてもらいました。アーアーチェックチェック(と、マイクチェック)。ボーカルのほうもチェックしようか。」
ミサ「声は、届いていますか?こんばんわ!」
お客さん「・・・・・・」
ミサ「こんばんわ〜!」
お客さん「こんばんわー」(と、答えたのは、なぜか、おっさんばっかり)
新名「ボーカルの方、モニター若干高めでお願いします。」と、業務連絡。
やっぱり聞き取りにくかったのだ。

新名「次の曲は、皆さんよくご存知だと思います。皆さんも一緒に唄ってもらえるとうれしいです。後、お手拍子もお忘れなくよろしくお願いしま〜す。」

ドンドンドンで始まったイントロは、「お富さん」昨年は、インストだったけど、今年は唄付き。宴会風に盛り上がる。

ここで、メンバー紹介。
岩原さんを紹介するときに、「一人メンバーが増えたと思いましたか?去年はベースを弾いていました。今年はチューバを吹いてます。」と紹介。
毎年来ている純あんど牧、サブローさんをサラリと紹介。
しかし、丸山さんだけは、

新名「それでは皆様お待ちかねでございます。地元豊橋の星です。アルトサックス。丸山知文で〜す。」と、持ち上げ、メンバーも楽器をかき鳴らす。
続けて、「リーダーの新名健二で〜す。あれ、今日は、俺よりあっち(丸さん)のほうが派手(メンバーが鳴らす楽器)だね、そうだね、やっぱ地元だからね。」と、負け惜しみを言う。
新名「今年は吉田城夏まつり、ミレニアムという事で、メンバーを8人にしてみました。オン・ヴォーカル黒木ミサ!!」ミサさん投げキッスのサービス。
新名「トランペット!・・・僕の後ろで見えないね、マイク動かしたほうがいいよ。オン・トランペット海野知子」


(リーダーのアドバイスを素直に聞くウンチャン。「あんたが動け!」と思ったかは不明。)

 続いての曲は、「なんと、クラシックの曲をかぼちゃがアレンジしました。」で、

「惑星〜木星より〜」

新名さんのMCでCDの宣伝。
新名「今日ね、ここに来たら、なんかこんな感じの曲を、惑星もそうなんですけど、夜空に向かってね、演奏したいなっていう曲なんですが、何と言うんだろ、流浪の旅?(牧さんに助けを求める。)月でしたっけ?あっ月!流浪の月。今日は、どっかに月が見えるでしょうか?流浪の月。新曲です。行きましょう!」

ここでハプニング。

元気よく行きましょうと言ったわりには、なかなか始まらない。
牧さんの合図ではじまるみたいだけど、牧さんは岩原さんのほうを見たり、新名さんを見たり、なんか落ち着かない。ゴロスのスティックをカチカチカチと鳴らして、ワン・ツ・スリー・ワン・ツ・スリーと三拍子の調子を取りながら新名さんのほうを見て新名さんにチェックしてもらう。それでいいと言うようにうなずく。それを見て、また、カチカチカチと鳴らしてからイントロをドンドコドン・ドンドコドンとゴロスを叩く。(その間ズ〜っと新名さんを見ている。メンバーはみんな心配そうにマキさんを見ている。だんだんと緊張感が高まってくる。)ミサさんが唄いはじめると、なんかリズムが合っていない。するとマキさんが両手で×を作って「ごめんなさい」

ミサ「大変ご無礼しました。大太鼓黒田マキ!!皆さんにお届けしようとした曲。出来立てホヤホヤの新曲でございます。もう一度やらしてください。よろしくお願いします。」と、ナイス・フォロー。

その間、岩原さんがマキさんにダメ出し。(笑)次に、新名さんとなにやら打ち合わせて、(あっ、そうだった)と言うように何度かうなずいて、お客さんに向かって、「すいません!(テレ笑いしながら)」といって、また、カチカチとカウントしてやり直し、今度は、成功。

「流浪の月」

最初のミスがウソのように完璧に終わる。

新名「すーごい緊張しましたね。最初に失敗して緊張した分、なかなかスリリングないい演奏が出来たんじゃないかと思っております。いかがですかみなさ〜ん!」
(会場から温かい拍手。り平もドキドキしたっす。)

新名「もうね、かぼちゃ商会も、ヴォーカルが入ったでしょ、それでサウンドの幅も広がりまして、CDの方にもヴォーカルの黒木ミサが唄ってる曲が入っているんですが、沖縄でいろんな人と出会って、そういうのを唄にしようということで“おきなわ”恋唄と書いて“ウチナー”恋唄という曲を作りました。今日は皆さんにね、聞いてもらいたいと思います。」

「沖縄恋唄」

ミサさんだけでなく、純あんど牧、ウンチャンも口ずさんでいる。もちろん、り平もです。

最後の曲。

「今夜はしあわせ」

ミサさんの音頭でいつものようにチキチキドンドン・チキドンドン!を叫ぶ。

「竹に雀」を演奏しながらステージを下りる。
その時に司会のおねいさんが、明日は名古屋でライブがあるというと、新名さんがハッと気が付いて、
新名「忘れてました。明日、名古屋の今池TOKUZOでライブやります。皆さん来てくださ〜い!」

司会のおねいさんは、ちゃんと、場所と時間を言ってくれました。

 素敵にステージが終わり、そのステージ脇でかぼちゃCDの即売会。
 ほんの少しお手伝いができてうれしかった。
 確実にかぼちゃの音楽に魅了されていく人がいることを実感する。

即売会も終わり、楽器を持ってブラブラと移動開始。(笑)

先頭を行く新名さんが、次の演奏場所を探す。そして、照明がバッチリとあたっている、民謡かなんかの終わったばかりのステージへ恵比須顔で近づいて行く。・・・・・・なぜか、そこはダメだったらしい。そこの脇でしばし佇む。(そこがいいのになぁ〜という感じ。)

少し歩いて、「テキーラー」と丸さんが叫び、練歩きがはじまる。そして、行き着いた先は昨年と同じ本部前広場。

遠巻きに見ているお客さんに、

新名「皆さん、もう1歩前に、せーのー」と掛け声をかける。(もちろん、誰も前に飛ばない)
もう一度、「せーの!」で、自分も前に飛んで見せる。
新名「それじゃあ、僕らも、せーの」でメンバーみんな1歩前にでる。

新名「本部前特設ステージスペシャルライブ!」と叫ぶ。

「さんぽ」「フニクリ・フニクラ」を演奏。ミサさんは、翌日のライブのチラシ配りに大忙し。

新名「丸山知文!!豊橋が生んだスーパーサックスフォンニストでございま〜す。」と紹介。
そして、丸さん自身が選曲し叫んだのは「三百六十五歩のマーチ!」大爆笑。
新名「それはないでしょう。」

演奏されたのは、「テイク・ファイブ」 エキサイティングにサックスを吹く。途中で、ウンチャンのトランペットがサックスにかぶさるところがかっこいい。

新名「それでは皆様、ワンツーワンツー大きな声で掛け声よろしくお願いしま〜す。」
みんなで、ワンツーワンツーと叫ぶ。
もちろん演奏曲は、「三百六十五歩のマーチ!」

演奏が終わり、どこで手に入れてきたのかミサさんがメガフォンを持ってCD発売していますと宣伝。

新名「豊橋といえばやっぱりラテンでございます。」
丸「そうなんですか?」
新名「ラテン行きましょう。ファイアー」

純さんのチキチキチンで「ファイアー」

新名さんがはじける。本部テント前にいた女性スタッフを魅惑の腰つきで近づいていって踊りに誘う。また、誘われたほうもノリノリで踊りだす。
急遽結成された「豊橋かぼちゃダンサーズ」がサブローさんを囲む。サブローさんも負けじと踊りだす。
ミサさんが、かぼちゃダンサーズにダンスの指導をする。すご〜〜く楽しぃ〜〜〜〜。くー、このリポートでは伝わらない〜〜〜。

新名「それでは、最後にもう1曲行きましょうか。」

「アサブランカ」

演奏が終わると、観客から「こころはハレルヤ」のリクエスト。

新名「はい、任せてください。こころはハレルヤ行きましょう!!」

さすがは、“みんなのうた”はすごい。お客さんもみんな唄っている。

来年も必ずきますと約束して大盛り上がりで終わりました。

 すべてが終わり。

 演奏を終えて、控え室のほうへ歩き出そうとしたとき、サブローさんが「Nori Tさん」と教えてくれた。4人目の出会い。かぼちゃファンでいつも風のように去っていくNori Tさんも見に来ていたのだ。ちょこっとご挨拶。

 北原さんから正式にNさんを紹介してもらった。
 「それでは、また明日!」とメンバーに別れを告げ、豊橋駅前のホテルに泊まるというNさんと一緒に、路面電車に乗って豊橋駅まで。いろいろ話をした。なんと、一宮萩原町のちんどんコンクールも見に来ていらしたということだ。

 そのNさんと豊橋駅前で別れて、名鉄電車で家路へと急ぐ。でも、電車は急いではくれない。
 車内では、ビデオを巻き戻していつものようにイヤフォンで聞く。お約束のとおり心地よい眠りに誘われる。(暴睡)

 と、いった訳で、以上、2000年ミレミアム吉田城夏祭りのリポートでした。


<おわび>
夏まつりのリポートを11月に公開です。m(__)m 
ビデオキャプチャがなぜだか出来なくなりました。(5枚のみです。)