平成11年2月10日かぼちゃライブレポート(H11.02.18)

さて、ライブの事を書こう。

よかった。なにがよかったのか?そこにかぼちゃがいたから、
音が良いのか、自分のフィーリングにぴったりだからだ。

ジャストフィット!
今夜はしあわせ!

理屈じゃないんだ好きだから、大好きだから。
もっとも、理屈なんか、どうにだってつけれる。
本当は、理屈をこねくり回したいのだけど、
残念ながら、文章力が自分にない。

そこには、わたしの好きなかぼちゃがいて、心地のよいリズムを
刻んでいてくれる。

この世の流れが、かぼちゃの流れになっていく
その流れの中に自分の身を置いてみる。

ミサさんの「小松島の金長狸」でアメリカの旅が始まる。え?狸で!
軽快なリズムで、早くも来てよかったと思う。

ビデオカメラのファインダーの中にかぼちゃがいて、
目をはずすとそこには生のかぼちゃがいて、
現実と非現実!その違いが分からなくなってくる。

 「リベルタンゴ」ヒロシさんの胡弓が、わたしを酔わす。
これだと思う。音色だ、アコーディオン、サックス、ゴロス。
ベース、チンドンの鉦・・・・トランペットの力強い音!

UNCHANのペットで、ファンファーレに続いて、
「ドンドンチキチンチン」のきっかけで、聞いたことのあるメロディー。ドボルザークの「新世界」だ。
胡弓で始まるなんとも、哀愁漂う感じ。だんだん盛り上がって、ファンファーレのような感じで終わり。

MC新名さん。
「今、演奏いたしましたのが、ドボルザークの新世界」
そこで、なぜか、静かな笑いが!?
「何、笑ってるんですか、何にも面白いこといってないんですけど」ハーァと、ため息。
そうなのか、全国的に学校の帰りの音楽か。

次に始まったのが、ウエストサイドストーリーの中から、「アメリカ」と
窓辺で、恋をささやく「Tonight」をメドレーで。
丸山さんのサックスのセッティングが悪いのか、すばやく直す。
岩原さんの、ベースソロで、「ライムライト」が、始まる。丸山さんの
クラリネット、続いて、ヒロシさんの胡弓。
アコーディオンと、胡弓が絡む。
純さんの鉦が、正しくリズムを刻む。
これも、かぼちゃラッパ隊で盛り上がって終わる。

牧さんのゴロスのスティックが、いつものじゃなく、先がばらけたやつになっている。
チャップリンの映画が、よみがえってくる。なぜか、り平は、「街の灯」を思い出していた。

牧さんのMC

三郎さんが、「人生に大切なことは、愛と勇気と想像力だ。」というチャップリンの
言葉を紹介していた。

おお、「テイクファイブ」ゴロスで、入って、ベースが絡む。
丸山さんのサックスが、渋く混ざって、チンドンの鉦が心地よい。
丸山さんのアドリブなのかな?あそこが、かっこいい。

アルバム“チキチキドンドン“から、「マイ・フェイバリット・シングス」

上半身ヤンキーカウボーイ下半身インディアン娘のミサさんの英語の歌で、
「ザ・ウォーター・イズ・ワイド」
り平的な感想は、夕日の荒野を馬に乗って行く感じ。もう、何日も、何日も、
馬に揺られている感じ。

牧MC「ザ・ウォーター・イズ・ワイド、邦題が”悲しみの水辺”といいますが
    愛のすごい深い愛の歌なんですけれども、広い河を二人の愛にたと
    えて、それを渡る船が、私ほしいわって言うような曲なんですけど。
    ネェ!」と、岩原さんを見る。
岩原「そうですね、補足すると、二人の愛する人がいて、年月とともに愛の形が
    変わっていってしまうんですけど、どっちかというと、枯れていってしまうんですけども、
    それを、その状況を河にたとえて、今この二人で、この河を渡れる愛の力がほしいという
    ことを歌っています。いい曲ですね。」
牧「その、二人の愛を広い河にたとえるっていう発想が、私は、とてもアメリカぽいなー
  と思うんですよねー。だって、広い陸がなければ、そんなことは、イメージできない分
  けですよ。うーん、やっぱ、そう言うアメリカの美しいメロディーが、トラッドって言うところ
  が、すごいなーと、思いませんかねー」(拍手と、思うーという掛け声)

り平の思いとはぜんぜん違っていました。へへへ

「エンド・オブ・ザ・ワールド」
 ミサさんの歌です。初めて聞く曲だけど、なんか、懐かしいメロディーだ。

前半最後の曲。WordsアンドMusicサブローさんで、「パレード」
まさに、サブローワールド!!この曲で、乗れないヤツはこの世にいない。・・・ハズ。
純アンド牧が、それぞれ歌うところがいい。
途中で、ミサさんが、メンバー紹介。
国境がなくなって、地球がひとつになる。見上げると、花吹雪が舞っていそう。
本当に、そうなればいいのにー!!!
しかし、テポドンが・・・・心配。

前半終了

後半が始まる前に、純ちゃんがウクレレを持って登場。
(演奏前に、セッティングに来たとき、短いスカートだったので、
うわ、イスに座ったら、パンツが見えると思ったけど、実際は、
ロングスカートだった。残念。この辺がやっぱりり平は、オヤジです。(^^ゞ)

プレスリーの「ラブミーテンダー」をウクレレで演奏。途中から新名さんのギター。三郎さんの
アコーディオンが入る。
ステージの最前列に陣取っていたり平は、一生懸命に(間違えないように?)弾いている純ちゃん
を目の当たりにして、ドキドキ、間違えないかとハラハラしながら見てました。
 2曲目、ウクレレで、前奏。すると、どこからかフエの音が、なんと、客席から丸山さんが、
笛を吹きながら登場。
こう言うのを“憎い演出“っと言うのでしょう。
 2曲目の曲は、11日に演奏する予定のインドネシアの曲「ブンガワン・ソロ」だったそうです。
 
後半のステージの準備の間、三郎さんのアコーディオン演奏。
ズンチャチャ、ズンチャチャ。なんか、フランスのどこかの街角で弾いている感じ。
行った事ないけど・・・。

そうこうしていると、後半1曲目「ウチナー恋唄」が、始まる。
天才岩原智の曲。初めて行った沖縄へのお礼の変わりに一晩で書き上げたという曲。
(ほらね、天才でしょ。)(敬称略)
続いて、「うらら」これも、岩原さんの曲。
しかし、ボーカルのミサさんって、どうして、あんなに気持ちよく歌えるのでしょう?
どうして、こんなに、気持ちよくしてくれるのでしょう。

牧MC「今晩は、第2部です。」って、なんかおかしかった。
牧「次の曲は、ongakuというタイトルの曲なんですけども、これは、以前からベースの岩原さんと
  音楽って言うのは、いったいどこからやってくるのかなーという話をしてまして、ね!」と、
岩原さんに振る。
岩原「そうですね、曲を作ったりね、演奏したりするときにね、なんか、自分たちだけが演奏していると   か、やっているだけじゃなくって、もしかしたらね、音楽が僕たちに音楽を演奏させてくれてるかも
  しれないねーなんてゆう、話をよくしてて、」
牧「みんなも、こう聞いてるんじゃなくて、」
岩原「そうですね、聞いてる人もね。」
牧「そう言う感じって、あるんじゃないかなーと、で、それでそういう、なんて言うか曲を作りたいな
  ーなんて話から、始まって、今回のライブ前にできましたので、それを聞いていただきます。
  ongakuです。」

新名さんのギター、ジャンジャカジャンで、「ongaku」が、始まりました。牧ちゃんの歌です。
サンバのリズムで、とっても軽快。

新名MC
新名「そう言うことで、ongaku、えー、俺はーですね、うーん、なんかいろんな音楽に支えられて
   来たなと思いがありますけどね、最近は、やっぱり、ジョンレノンのアンソロジーとかよく聞
   いてます。皆さんは、どんな音楽を聞いてますか?かぼちゃのねアルバムもね、ぜひとも
   その中の1枚にね、いれていただきたいなと思っています。よろしくお願いします。
   次、僕歌います。ちょっとね賑やかな曲を歌いますので、。コールアウトレスポンス「イエーイ」
   といったら皆さん」。客席から、「イエーイ」
新名「あっ!何とか行けそうですね。4月の29日に、グリーンパラダイスて言う、日比谷の野音で、
    いつも、南こうせつさんが、ライブを、コンサートをやってらっしゃいまして、そちらにもう3年程
   続けて、僕ら出て、演奏してるんですけども、そこで、こうせつさんと一緒に僕らがいつも演奏して
   いる曲うちのお父さんという曲がありますので、この曲を皆さんいっしょに元気な声で、」
(客席から声が掛かる)
新名「ありがとうございます。それでは行きましょう。」

「うちのお父さん」友人で、これをカラオケのレパートリーにしてるやつがいる。
結構盛り上がったりする。中学校のころは、この歌をギターで弾いていたなー。
こんなかぼちゃサウンドで、おいちゃんは、楽しく歌うのでしょうな。見てみたい。
歌の途中で、「それでは皆さんよろしいですか、大きな声で、僕に答えてくださいませー。行きますヨー
エーオー(エーオー)イェーオー(イェーオー)エエエエエーオ(エエエエエーオ)イェーイ(イェーイ)
エイ(エイ)エイ(エイ)」

新名MC「どうもありがとうございまーす。ほんとね、今年はね、クロコダイル3days始めたでしょ。
      今年ね、今年はちょっとあれか、来年の目標。早いですね、日比谷野音。来年って言う
      かね、日比谷野音でね僕らコンサートやるのほんと夢なんですよ、そこまでねなれるよ
      うに、皆さんずっと応援してください。よろしくお願いします。(拍手)日比谷野音はでも
      ね今年は詰まってるんで、冬寒いときやってもしょうがないっすからネ、春の天気のい
      い日にやりたいと思いますから、楽しみにそれまで待っていてくださいませ。それから、
      もう1曲歌いますのでネ、この歌も、すごい好きな歌なんですけどもはじめ人間ギャート
      ルズって昔ね、アニメーションあったの知ってます。それの中のエンディングテーマで、
     「やつらの足音のバラード」という曲です。聞いてください。」

たしか、かまやつひろしが歌っていた。いい曲です。最近、NHK教育で、リニューアルで
アニメをやってましたね。

この2曲。じつは、歌詞がスピーカー(自分たちに向いているヤツ)に張ってあって、
やつらの足音のバラードには、ギターのコードが書いてあったのです。

新名MC CDを買ってくださいとか、こんどTVに出るとか。

「こころはハレルヤ」もう、歌うチンドンの定番。うちの子供たちも、この歌しか知らないという。
恐るべし、みんなのうた。一生懸命なのは、お父ちゃんだけ。

さあ、サブローワールドの始まりです。
「マングローブの森で」沖縄のマングローブの森で出会った捨て犬のお話。
「静かの海3丁目」いつかは、月に人々が移り住み、月で生まれた子供の歌。
・・・ウサギの星、静かの海3丁目で・・・・
この歌のときは、純ちゃんは、チンドンをじゃなくて、タンバリンと、マラカス。
サブローさんの味のあるボーカルが、いいすネー。

三郎MC「次の曲は、僕らの両親から本当に、僕らが悩んでいるときとか詰まっているときとか
      そう言うときも優しく僕らを見守ってくれた僕らの両親のように、僕らもやがて親になるんだな      ー見たいな気持ちで作った曲です。」
ミサ「そうなの?」
三郎「そうだよねー、ちょっと違うか」(オイオイ)
ミサ「落ち込んでいる人や、さびしい人にこうやって励ましてあげたいなーとおもう。」
三郎「人間愛的な・・・・(会場から笑い)なんか俺が言うとなんか」
牧「いいよもうサブちゃんは、」後ろへ下がれと、手で合図。
三郎「えー、かぼちゃ商会で、唯一妻であり、母であるミサさんに歌ってもらいます。
「あなたは強い人。」」

「あなたは強いひと」は、サブローさんと牧ちゃんとの協作。
とっても優しい曲。

「カターラ(陽のあたる場所)」ライブ最後の曲。
コレがまた楽しい、お客をなぶって、遊ぶ遊ぶ。ね、牧ちゃん。
カターラ カタララリリィーアをお客さんに歌わせるんだけど、
女性だけとか、男性だけ。最初の部分を男性、後半を女性。
男性が歌い終わったらキャーの歓声を女性が入れる。その逆。
何と言っても、牧ちゃんが一番うれしそう。やらせておいて!
この時は、トランペットのUNCHANは、タンバリンです。

新名MC「明日もまたやります。皆さん来ますか?ありがとうございました。」

客席から、かぼちゃ、かぼちゃの大コール。

そして、再び登場!!!!

アンコールの曲が、また素敵。
ビートルズの「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」
略して、LSD。当時物議を交わしたあの曲です。
新名さんのギターで前奏。そして、丸山さんのリコーダー。
UNCHANのトランペット。その先におわん?をつけて、幻想的な、音になる。
続いて、胡弓。そして、ミサさんの歌が入る。
別の世界に、トリップしてしまいそう。(オオ、薬いらず。って、あぶねー)
9日のアメリカ編で演奏された曲。(こうなってくると、昨日も来たかったなー)
新名さんのギターで終わる。

中学校の時好きだった人が、ビートルズが好きで。話を合わせるために、
一生懸命聴いたなー。

アンコール2、「今夜はしあわせ」
かぼちゃファーストシングルの2曲目の曲。
詩の中で、
「ドンドンドン」で、ゴロス、「チキチーキチー」で、チンドン。
「ブンブンブン」で、ベース。「パッパパーパパ」で、ラッパを、表わす。
そのたびに、ミサさんが、その楽器を指差す。
曲の最後に、
ミサ「それでは、愛の呪文の時間です。かぼちゃ商会といえばこの言葉を、
チキチキドンドンチキドンドン!!
皆さんもご一緒にどうぞ。」

「チキチキドンドンチキドンドン!!」×2

と、言うわけで、ライブが終わってしまうぅぅぅぅぅぅ。

ライブ後、UNCHANが、カウンターでひとりボーっとしている。
話し掛ける勇気のないり平は、写真を1枚取らしてもらう。

以上。平成11年2月10日に行われた、3DAYSの中日、かぼちゃライブのレポートです。
相変わらず、MC部分の再現は、怪しいです。ゴメンナサイネー。m(__)m